アスペクトを知る!行動パターンが分かるようになる!
西洋占星術を理解するうえで、アスペクトについて知っておくのが望ましいと言えます。アスペクトを知ることで、もっと深くホロスコープにある天体やサイン、ハウスについて理解ができるからです。本記事では、アスペクトについて分かりやすく解説をしていますので、ぜひとも一読してください。
アスペクトとは何か?
西洋占星術を知るために必要な要素は、天体とサイン、ハウス、アスペクトになります。アスペクトというのは日本語で座相と呼ばれ、2つ以上の天体の位置関係によって表される特定の角度のことを言います。2つ以上の天体が特定の角度に位置している関係にある場合は、アスペクトを形成したということです。
意味のある角度と言っても、適当なものではなく、きちんと特定の角度が定められています。古くから使用されている主要なアスペクトのことをメジャーアスペクトと言い、0度や60度、90度、120度、150度、180度の6つの特定の角度のことを言います。古くから官邸で使用されているので、馴染みがある人もいるのではないでしょうか。
その他にも、マイナーアスペクトと言って、メジャーではないですが、未来予測などで使用されていることがあります。マイナーアスペクトは、30度や45度、72度、135度、144度の5つの意味のある角度のことです。最初のうちはメジャーアスペクトとで十分なことが多いので、まずはメジャーアスペクトから把握するようにしましょう。
アスペクトを知ると天体間の関係が分かる
アスペクトというのは、1つの天体について知ることではなく、複数間の天体の関係について知るきっかけになります。たとえば、木星と月の関係が180度に位置している時は、真向かいになるので、それは対立であったり、無いものを補い合ったりするという意味になります。アスペクトを知ることで、各天体の関係を意識するようになるでしょう。
アスペクトを把握することで、天体間の関係を知ることができ、もっと自分と高めたりすることが可能です。サインやハウスだけでは把握できなかったことが、アスペクトを加えるだけで詳細に把握することにつながります。アスペクトを加えることで詳細になるので、余計に解釈が難しくなりますが、解釈が難しい場合は、占い師にお願いすることで意味を理解できるでしょう。
メジャーアスペクトを把握しよう!
アスペクトというのは位置関係の主要な角度のことです。角度を知ることで、各天体との間がどういう関係になるのかを把握することが可能です。ここでは、具体的に各々の角度が意味することを挙げていきます。ちなみに、各々の角度はカッコ内の名称で言われることもあるので、そちらについても覚えておくと良いでしょう。
・0度(コンジャンクション):良い意味でも悪い意味でも、最も影響力が強い関係
・60度(セクスタイル):調和的で和やかな関係
・90度(スクエア):緊張した状態になりやすい関係
・120度(トライン):良い関係を築くことができる関係
・150度(インコンジャンクト):複雑に葛藤しやすい関係
・180度(オポジション):良い面と悪い面のバランスを見極める必要がある関係
この中で60度と120度のことを、ソフトアスペクトと言い、基本的にはお互いの天体が調和しながら動くことになります。影響力が強い順に120度、60度になるということです。
その他の4つの角度のことを、ハードアスペクトと言い、それらの角度の天体間の関係は、比較的強いことが言えます。影響力が強い順に0度、180度、90度、150度になります。これらの関係は比較的強い動きになる点に注意しましょう。