出生時間がネック!出生時間は正確に知らなければいけないのか?
出生時間について聞かれることはまずないと言ってもよいでしょう。しかし、西洋占星術では、出生時間が重要な情報の一つなのです。ここでは、出生時間を知らない場合でも占いができるのかということと、出生時間を調べる方法について紹介していきますので、ぜひとも参考にしてもらいたいと思います。
出生時間をいきなり聞かれても分からない人が多い
西洋占星術を電話占いなどで受けるには、必要な情報を占い師に教える必要があります。その時に必要な情報は、生年月日と出生地、出生時間です。前半の2つについては、どうにかして見つけ出すことができると思いますが、問題になるのは出生時間です。出生時間について自分で調べることは、難しいのではないでしょうか。
出生時間について聞かれることというのはまずないですし、親に聞かないと分からない情報になります。そのため、いきなり電話占いを受けたところで、出生時間が答えられることなんてあるはずがないと言えるでしょう。出生時間については、自分から積極的に調べようと思わない限り、尋ねられた時に答えられるはずがないのではないでしょうか。
母親の母子手帳を見せてもらう
出生時間を母親に聞くというのが一番ではないでしょうか。母親に聞いたら、母子手帳を見に行くはずですので、そこで教えてもらうと良いでしょう。母子手帳に出生時間が記載されていますので、それを見せてもらえれば完璧です。母子手帳を見せてもらうことで、出生時間が分かるということです。
母子手帳を無くしたという場合は、生まれた病院に問い合わせたり、出生届を閲覧したりする方法があります。しかし、これらの方法で完璧に分かるというものではありません。かなりハードルは上がりますが、出生時間をどうしても知りたい場合はやってみてください。
出生時間がアバウトだとアバウトな結果しか生まれない
西洋占星術の鑑定を受ける時に、出生時間が分からないとなると、アバウトな結果しか生まれないので、できる限り調べてもらったほうが正確な鑑定が出ます。アバウトな結果になってしまうと、本当に合っているのかどうか疑念を覚えてしまうでしょう。疑念を感じてしまうと、占いに対して信憑性が無くなってしまいます。
出生時間がどうしてもわからない場合は、午前12時をベースに当てはめて行きますが、その場合に多少のずれが生じてしまうでしょう。出生時間が午前1時だったり、午後11時の場合は、少なくとも11時間のずれが生じますので、月のサインが違う可能性が出てきます。
また、ハウスが分からないという問題も出てきます。ハウスというのは、ホロスコープにある12の区分のことで、出生時間がアバウトになると、ハウスの正確な鑑定ができなくなります。ハウスは4分に1度進むことになるので、出生時間がアバウトだと、本当に意味が無い鑑定になるかもしれません。
出生時間がアバウトでもできる範囲で鑑定ができる
出生時間がアバウトになると、月のサインやハウスの正確な鑑定が難しくなりますが、他の要素で補うことは可能です。他の要素で補うことで、情報を獲得できますので、それを鑑定結果として受け取ることができるでしょう。できる範囲で鑑定結果を受け取ったうえで、自分の生活に活かすようにしてください。
出生時間が分からないからと言って、全く占いができないというわけではありません。しかし、出生時間が正確に分かったほうが、情報が圧倒的に増えますので、それにより正確な鑑定結果が分かるということです。いろいろな情報が分かったほうが正確になるので、できる限り出生時間を調べるようにしましょう。